こすもす ちるどれん 

日々感じた小さな幸せを綴っています。よろしければお付き合いくださいませ。

菜種梅雨

 

昨日も今日も一日中雨。気温も上がらず暖かさに慣れかけた体には少々堪える寒さです。菜種梅雨ですね・・・。

昨年は、菜種梅雨が随分長く続いて5月になっても気温が低い状態が続いたことを記憶しています。

菜種梅雨とは?

3月下旬から4月上旬の菜の花が咲くころの春の長雨を菜種梅雨と呼びます。

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寒の戻りとは?

立春以降に暖かくなってきた頃に一時的に寒さがぶり返す時に使います。

花冷えとは?

「寒の戻り」の類義語に「花冷え」という言葉があります。「花冷え」は桜の花が咲く頃の寒さのことを言います。

日本には自然と重ね合わせて表現する美しい言葉がたくさんあります。その言葉の意味をきちんと理解はしていなくても、何を表現しているのかは何となく感じられますよね。

千葉県鴨川市の気候の特徴を少し・・・

私の主観も入りますが、私の住む鴨川市も含めて房総半島の南部の太平洋側は、海の恩恵を賜り、夏は涼しく、冬は温暖、一年を通してとても過ごしやい地域です。勿論その中でも地域によっての違いはあると思いますが・・・。

ただ、春が寒い!立春過ぎてもなかなか気温が上がらない!! 冬が温暖なので桜の開花もさぞかし早いのかと思いきや、都心部より1週間程度遅い感じです。この春の肌寒さは地元の方もよく語っていて、「寒の戻りが強い」とか、「逆さ彼岸」などと表現される方もいます。「逆さ彼岸」なんてうまいこと言うなあ~と感心してしまいました。恐らく春の彼岸が過ぎれば本格的に暖かくなる他の地域に対して、彼岸を過ぎても肌寒い日が続くことを「逆さ彼岸」と表現したのだと思います。

私もいまだにこの地域の春は少し苦手です。

でも、春の気温を除けば自然豊かで地元の方と移住者の方が融合して生きていけるこの地域はとても魅力的で、私はここが好きです(^^♪