大山千枚田とは
大山千枚田
大山千枚田は、千葉県鴨川市の中山間に位置し房総半島のほぼ真ん中にあり、東京から一番近い棚田として知られています。
棚田(たなだ)とは、傾斜が多く平地と比べて生産条件の不利な、中山間地域と呼ばれる地域において、急傾斜の斜面(斜面勾配が1月2日以上)に開発された水田のことです。
大山千枚田は平成11年に農林水産省「日本の棚田百選」に認定されました。
また、日本で唯一雨水のみで耕作を行っている天水田で、動植物も貴重なものが多く生息し、洪水などの災害防止にも役立っています。
鴨川市街からのアクセス
鴨川市街からは県道34号線鴨川保田線(通称長狭街道)を保田方面に車で約20分で千枚田入口に到着します。
棚田入口からは車で約5分で大山千枚田に到着します。
大山千枚田の四季
田植えを終えた大山千枚田
(2023年5月19日)
曇り空でしたが、まるで子宮の中にいるような感覚。(子宮の中 覚えていませんが・・・笑)
棚田の空気は下界とはちょっと違う・・・。
夏の大山千枚田
(2022年8月19日)
こちらは昨年8月に訪問した時の写真です。
稲刈りを間近に控えた稲穂たちが神々しい!!!
秋の大山千枚田
(2022年10月14日)
役目を終えた案山子たち。棚田は春まで休養期間。
冬の大山千枚田
(2023年2月17日)
どの季節もとても魅力的です。
大山千枚田イベント
大山千枚田では棚田オーナー制度や、ライトアップなどのイベントも開催されています。
棚田オーナー制度
棚田オーナー制度とは、ひと区画の棚田を借り受け、オーナー自らが田植え、草刈り、脱穀など7回程度の作業を実施し、収穫したお米はオーナーに配分されるという制度です。
オーナー資格は以下の3点。
たんぼへ足を入れて稲を作る意欲があること。
自然とつきあう勇気を持っていること。
技術的なことは、農家の方が指導しますので、まったくの初心者でも安心です。
NPO法人大山千枚田保存会公式サイトから引用させていただきました。
夜のライトアップイベント
毎年10月下旬から1月上旬ころまで大山千枚田を舞台にLEDライトによるライトアップイベント「棚田のあかり」が開催されます。
15分毎に橙・青・緑・紫と4色に変化するLEDライトで棚田が彩られます。
ライトアップの写真は鴨川市ホームページより印象させていただきました。
さいごに
昨年の夏から大山千枚田に足を運ぶようになって、すっかり大山千枚田の虜になってしまいました。
どの季節も魅力溢れる千枚田。お近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。
cosmos-children2021.hatenablog.com
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