こすもす ちるどれん 

日々感じた小さな幸せを綴っています。よろしければお付き合いくださいませ。

いざという時の防災対策

 

今日は「いざという時の防災対策」について。

 

我が家では特に意識して防災対策をやっては来なかったのですが、気づけば災害に強い家になっていました。基本にある思いは自給自足への憧れからでしょうか・・・。

 

 

石油ストーブ

我が家のメインの暖房器具は石油ストーブです。

温暖な地域では使っていないご家庭も多いかもしれませんが、我が家では30年以上も前から石油ストーブを使っています。

部屋も暖まってお湯も沸かせて料理も作れる一石二鳥以上の暖房器具です(^^♪



エアコンや電気ストーブ、石油ファンヒーターは停電の時に暖が取れなくなりますから、寒い時期の長期の停電は、かなり気持ちが落ちるし不安になります。いざという時にも必ず役に立つ!と思っています。

私が暖房器具にストーブを使うようになったのには、高校の時代の部活動での経験が影響しています。部活動は天文地学部。高校3年最後の天体観測が真冬の山。雪こそ降っていなかったもののあまりの寒さで、部員みんな寒さに震え、天体観測もそこそこにひたすら朝が来るのをただただ待っていました。寒さに加えて夜の闇はとても不安になるしとても寂しくなるという経験があって、若い時から停電の時でも暖が取れるストーブを使うようになりました。
灯油が高い、買いに行くのも入れるのも面倒、少々臭い・・・などなどデメリットもありますが・・・。

太陽光発電

降り注いでいる太陽のエネルギーを活用したくて導入しました。太陽光発電システムが環境への負荷が少ないとは思っていなくて、導入した時からパネルやら色々作るのにも二酸化炭素は出るし、廃棄する時にも環境には負荷かかるよね・・・とは思っていたのですが・・・。
まして山を壊してメガソーラーなんて愚の骨頂!!!


太陽光発電は2002年に設置し、2018年には蓄電池も設置しました。お陰さまで、令和元年の台風15号の時には本当に助かりました。
地域は1週間停電したのですが、停電の間も冷蔵庫、洗濯機、扇風機、照明を使うことができました😊

ただ、太陽光発電システムを災害対策だけのために設置するのはオススメできません。

オススメできない理由は

  1. 設置・メンテナンスを含めて価格が高すぎる。
  2. 地震や台風でパネルが1枚破損しても発電がストップする可能性がある。

からです。

災害対策だけのためなら太陽光発電のように大がかりな設備ではなく小型の発電機などがよいかと思っています。

 

カセットコンロとバーベキューセット


どちらも電気、ガスが使えなくなった時に重宝しますよね!

カセットコンロは鍋料理やすき焼きの時に、バーベキューセットは夏場に年に1回程度ですが庭でバーベキューをして楽しんでいます。

雨水タンク

2019年12月に設置した雨水タンクです。
以前から「せっかく降ってる雨を利用しないのはもったいない!」と思っていたのですがなかなか設置できないでいました。令和元年の台風を経験して、やっとで設置に至りました。普段は菜園の水やりに使っています。飲料水は別に保管していますが、断水の時にはトイレの水に使えるかな、と思っています。設置方法も価格もお手軽なので環境が許せば設置はオススメです。


 

 

 

 

家庭菜園

いざという時の防災対策でなんといってもオススメなのは家庭菜園です。

もしも食料が買いにいけない、手に入らない状況になっても取り合えず野菜は食べらる。歩いて行ける範囲で野菜と米が手に入れば、後は鍋とカセットコンロやバーベキューセットなどで調理が可能です。

野菜はプランターでも栽培可能ですから環境に合わせて可能な範囲で野菜を作ることはとてもオススメです。

さいごに

防災対策は楽しく日常使いにすることで、「日常」と「いざという時」の境がなくなって「いざという時」も少し楽に過ごせるようになるかもしれませんね。

そして、「いざという時」に本当に大切になってくるのは、設備や物以上に人との輪。価値観の違う人と無理に輪を保つということではなく、同じ価値観の人同士のネットワークであっても、いざという時には、助け合えるネットワークに繋げていけるのだと思います。

我が家もいざという時に仲間が集える場になればいいなと思っています(^^♪

cosmos-children2021.hatenablog.com

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