今朝、とある方の動画配信を聞いていて、
「怒る人っていうのは結局魂のレベルが低いってことだから・・・」
という一言で「はあー???」と思ってしまった・・・。
この方が言いたかったことは、もっと違うところにあったのかもしれないけれど、この一言でそれまでの話も、どっかに飛んで行ってしまった・・・。
怒ることは悪いことではない!
怒る人が魂のレベルが低いなんてない!
社会では、特に職場では、
「怒ってはいけない」
「怒るのは人間ができていない」
「怒るのは悪いこと」
みたいな感覚があるけれど。
確かに社会では感情的になってしまうと損をすることが多い!
冷静に言葉で自分の思いや考えを伝えないと相手には伝わらないことが多し、怒りをぶつけたことで人間関係が終わってしまうことも・・・。
でも、怒りが爆発してしまうこともある!
それはそれとして、今日私が書きたいのは、スピリチュアルの語りてにその傾向がとても強いこと。
怒ることは決して悪いことではない。
まして、魂にレベルなんかない! と私は思っている。
一部の方なのかもしれませんが、スピリチュアルの語りては、「みんなは素晴らしい存在」と言いながら「魂にレベルがある」とか「自分は波動が高いところと繋がっている」とか言ったりして、暗に多くの存在を批判したり、自分だけが特別であるかのように思わせてしまう傾向がとても強い気がする。
自分だけが特別であるように思わせながら、伝えるメッセージは自分以外の波動が高いと称する存在のメッセージを語り続けている。
あなたの思いは? あなたの意志は?・・・
本当の自分の思いと矛盾が生じて偽善者となっていたり・・・。
そして、集まる人たちも「その人がいいと言ってるからいいんだ」と、自分で判断しなくなったり・・・。
波動を音に置き換えるととてもよくわかるのだけれど、
「高い音が良くて、低い音が悪い」なんてことはなくて、
ただ「高い音もあって 低い音もある・・・」それだけのこと・・・。
色んな音の高さ、色んな音色、色んなリズムが合わさって音楽になる・・・。
そして、その音楽も人によって好みが違う・・・。
人も同じ。
一人の人は一つのオーケストラであって、
その一人のオーケストラが色んな人と合わさってまた違う大きなオーケストラとなる。
そして、人も楽器もその日によって音色が変わる。
気分が重い日もあれば軽く明るい日もある。
なぜか朝からイライラしてしまう日もある。
決して気分が重いのが悪いのではない。
自分が「気分が重いのを変えたいな」と感じるなら、気分を少し明るめにチューニングするといいよ、というだけのこと。
それを決めるのは自分。
他人の意見を参考にするのは大切だけれど、
知らない間に社会や教育、マスコミや他人に、自分の人生を決められてしまっていることがとても多いから、しっかり意識して、
人生のハンドルは自分でにぎらないとね!