私と宇宙
私が生まれた時に
私の宇宙が始まった・・・
私は白いキャンバスに体験という色を描写し続ける・・・
毎日がワクワクの連続！
だったのに・・・
いつの間にか キャンバスは色でいっぱいになって・・・
どんな色を描いても
変わらなくなってしまった・・・
人生なんて こんなもんよね・・・
代り映えのしない毎日に
そんな風に感じてしまうようになっていた
真っ黒になった人生のキャンバス・・・
それでも どこかにこれまでと違う世界があるはずと信じていた・・・
「キャンバス 毎朝 新しいのに変えればいいじゃない？」
誰？
「キャンバス 毎朝 新しいのに変えればいいじゃない？」
誰？誰？
「キャンバス 毎朝 新しいのに変えればいいじゃない？」
誰？誰？誰？
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キャンバス 新しくしてみた！
真っ白い キャンバス！
すると・・・
思い描いた色が 色鮮やかに色づく
生まれた時のように
全てが眩しくて 新鮮で
どんな一日も 全ての瞬間が
かけがえのない時へと還っていった
私の宇宙は 私が生まれた時に始まった
そして私の人生が終わるまで 続いていく
私の宇宙は
私の思いが創り出す
唯一無二の宇宙だったのです
